PC遠隔操作事件の不可解さ その2

前回に続き、PC遠隔操作事件についてですが、同じく、videonewscomさんの動画での佐藤弁護士の発言に、私は個人的に非常に大きな矛盾を感じてしまったので、それを指摘させて頂きます。

お時間のある方は一度動画をぜひご覧下さい。



この動画をご覧になって、どこか違和感を覚えませんか?

以下、佐藤弁護士の発言を要約します。
(私が不審に思う点を強調しています)

(19日?)10時に胃カメラの検査の予約をしていて病院に向かう途中だった片山被告が、NHKによって検察が自作自演だと考えていて保釈取消請求をするらしい、と報道された事を受けて、佐藤弁護士が片山氏に連絡をした。

片山氏は「胃カメラは中止してこれから先生の事務所に向かいます」と、ごく普通の声で言って電話を切った。
30分後にもう一度佐藤弁護士から電話をしたが通じなかった。(電車に乗っていると思った)
ところが、1時間経っても2時間、3時間経っても来ない、とうとう記者会見(PM2:00)の時刻になっても現われないので、そこですごくおかしいと思った。
ここからすごく重要な事なんだけれど、実はNHKと同じく午前10時に、片山さんが荒川の河川敷に埋めたスマホが発見された、という報道が日本テレビであった。
それについては片山さんに聞いていないし、マスコミからも問い合わせがあったが、私は知らない。

片山さん、私としては、保釈取り消しという事をイメージして、逮捕された時のトラウマがあって、怖くなってパニックになって逃げたんじゃないかと、で、「大丈夫だから出てこい」ということでずっと言ってたんだけど、結局出てこなかった

警察が行動確認していて保釈取り消し請求という事は、片山さんが逮捕されたのではないかと思った。(連絡がないので)

ところが警視庁は、おかしな話なんだけど、逮捕する予定はない、逮捕状は取ってない、どうやら尾行もしていならしい事がわかったので、これは結局行方をくらましたんだという風に思った。
その後何度連絡をしても連絡が取れない。

それで、その日はいろいろな事をやっていて、(夜)9時30分過ぎに携帯に片山氏から連絡が入る

今になって聞くと、京王線の山田駅のホームの下の退避場の所に入って、電車に飛び込もうとしていたができなかった、佐藤先生にお詫びして気持ちが楽になったら死ねると思って携帯の電源を入れたら、母親からのメールが多数入ってきた。
そして、「私が全ての事件の犯人でした」と告げられた。
「死ぬ」という事もここで言っていたので、「君を見捨てない」という事を言って思いとどまらせた。
「明日ね」と言うと、「明日があるかどうかわからない」みたいな事を言ったので、「そんな事言っちゃ駄目だ」と言って電話を切った。


しばらくして、ホテルに到着した頃を見計らって電話をしたが通じなかった。
その日は深夜回って床に着き、3時に目覚ましを掛け、新聞報道を全部見て、4時45分くらいに自宅を出て6時に事務所に着いた。
6時15分に片山氏から電話があり、生きている事がわかった。


どこにいるのか聞くと、新宿にいると答え、佐藤先生に会いたいと言うので、30分後に新宿に行き、片山氏と会う。
警察に尾行されていると思い警戒したが誰もいなかったので、無事片山氏と会う事ができた。


7時半に2人で事務所に戻ったがその際に新聞記者に目撃されてしまい、それが原因で、マスコミに報道されて人だかりになってしまった。

最初は片山氏本人に会見をさせようと思ったが、「合わせる顔がありません」というので、何を言われるかわからないし、さすがに酷だと思い自分が会見をする事にした。

こうなった以上、検察に正直に言って保釈請求を早く取り消してもらって(この時点では取り消しはされていなかった)、9時過ぎに検察庁に私の方から連絡して、「片山が犯人だと私に告白し、証拠隠滅行為をした事も認めている。今マスコミに囲まれていて即、収監してもらわなければいけないので、裁判所の保釈取り消しを早めてもらいたい」と言うと、「わかった」と言われて、9時45分頃、「決定が出た、連れてこれるか?」と言われたので、「とてもじゃないですがここは出られませんから、迎えに来て下さい」と言い、その後警察官が到着した。

片山氏が2人の検察官に「申し訳ありませんでした」と言うと、「やった事はいいんだよ」と言って、咎める様な目線はまったくなく検察官というのは素晴らしいと思った。


公判が終わった後、平松検事に「大変ご迷惑をお掛けしました」と言うと、平松検事は、「実は10時22分(片山被告が胃カメラに向かう途中)に、佐藤弁護士と携帯で電話をした時にGPSで位置を確認していたが、電話があまりにも早く切られてしまったので、どこに行ったかわからなくなってしまった。電話をした時は山田だったがその後、八王子周辺にいる事だけはわかったが、結局どこにいるかは分らないままだった。警察はもし片山氏がそのまま死んだとすると、真犯人メールに到達していながら捕捉できないという大変な大失態になっていた。」という話をした。

もしかしたら、私たちは真犯人のメールは片山さんのものじゃないと主張していたのだから、警察が軽々に保釈取り消しをした為に片山氏がパニックになって、無実の人間が自殺してしまった、というような話をした可能性がある。
片山さんはヒーローになっていたので、周りの人も検察や警察に対する非難が滅茶苦茶あった可能性がある


平松検事から「片山祐輔が生きて戻ってきた事を弁護人から連絡してもらい、さらに、全部自白までしてもらって、大変ありがとうございました。」と言われた。
若い検察官は「先生の本も読んでいます。お互い立場は違うが一つの事を成し遂げた」と感想を告げた。

後で警察の人に言わなければいけないが、よくぞ、彼が工作したもの(河川敷に埋めたスマホ)を見つけてもらった。あれが見つからなかったら彼の嘘を私は信じ込んで無罪になった可能性があるし警察もどうにもならなかった可能性がある。真犯人のメールが届いてから前日の事をあれ?と思って掘り出した事が、事件解決に繋がった。
片山氏はITの世界には詳しいが現実世界では無頓着というか“抜けている”両極端な人物なので、指紋やDNAの事などは考えていなかった。


片山氏が自殺する可能性があったのに、メディアに情報を流してしまったことは重大な問題。
犯人をすぐに確保できる状況での報道ならいいのだが、検察官も警察官も非常に焦る間一髪の様な状況をメディアが作ってしまった。
これは命の電話のような話になるが、(神保氏:懸命の説得が功を奏した)最後彼が私を思い出してくれて、電話を掛けてくれたから自殺を思い留まらせる事ができた。

私は職業的に彼に騙され続けてきた男だが、何にも責める気持ちは起きなかったし、今のそうですよ。「その事なんか全然気にしていないよ」と彼に言ったら、「本当にそうなんですか?」と言われたが本当なんですよ。
そういう弁護人が横にいたから、彼が出てきたし全部の事を言った。そこで叱り飛ばされたりしたら、もしかしたら死んでしまったかも知れない。

神保氏:よく、片山氏は天下の大嘘付きだという事は間違いないわけだから、自殺の話も嘘だろうって思っている(人もいるだろう)けれども、ベルトは今佐藤さんの所にあるんですか?

その時、バッグの中を見せてくれたけれども、男性用のベルトで吊ったら外れて使い物にならないベルトを1本持っていた。それで、店でベルトを2本とネクタイを買ったと言っていた。

神保氏
片山氏は世の中を騙す為にまずは佐藤弁護士を騙さなければならなかったという事が平気で出来てしまっていたというところを佐藤弁護士は、仮面の下に悪魔がいるとか、サイコパス、悪の教典という表現を使っていたが、平気で嘘をつける、悪い事ができる人物だったわけだが。

佐藤弁護士
私も最初は片山氏を疑っていたので、かなり厳しいテストをしてみたが、彼は全部見事にクリアし、テストである事も見抜いていた。
弁護士が完璧に騙される程、片山氏は巧妙で策略的な人物だった。
ただ、弁護人は騙せたが母親は騙せなかった。

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おおよそ、この様な内容だと思いますが、何というか、非常に奇妙な事件だなと思います。

結局、警察や検察の賞賛と、佐藤弁護士の自画自賛的な話になってしまっている所がどうも釈然としません。

以下、私が疑問に感じた点を列挙します。

佐藤弁護士ご本人も「おかしな話し」だと語っていた様に、マスコミがスクープ報道した後にも関わらず、警察は片山氏を逮捕する予定もなく、逮捕状も取ってなく、尾行もしていなかったのはなぜ?

・しかも後半では、あの段階で軽々に保釈取り消ししていたら、本当に自殺に至ってしまっていたかもしれないので、警察の慎重な対応は適切だった。むしろ、警察の対応よりもメディアの報道に重大な問題があったと、マスコミに責任を擦り付ける様な印象を受けましたが、本当にそうでしょうか。
マスコミに情報が漏れない様に、あるいはマスコミに報道を自粛する様に要請した上で保釈取り消し請求を速やかに行い、またパトカーに乗り制服を来た大量の警察官を動員するのではなく、片山氏本人に気付かれない様、覆面捜査官を一斉に投入して身柄を確保するといった対応だって可能だったのではないでしょうか?

そもそもスマホが発見された事がテレビで報道されたのは、警察が報道されても支障のないタイミングで、マスコミに情報を流したからであって、当然警察は、マスコミよりも先に、河川敷に埋められたスマホが片山氏のものである事など分っているはずですから、その時点で動きがあって然るべきでしょう。
マスコミに報道されて騒ぎになってから、慌てて片山氏の行方を特定しようと携帯の通話から位置の特定を試みたけれど、結局そのまま見失ってしまった、という説明は、おかしいと思いませんか?

・仮に、マスコミ側に警察からの情報提供がなかったとするならば、警察の捜査情報が外部に漏れてしまっていたという事になりますので、それはそれで大問題だと思います。
例えば連続殺人犯を追跡していたのに、マスコミの報道によって犯人を取り逃がしてしまう様な事態になれば、それによって新たな被害者が出てしまいかねないのですから、スクープという手柄が欲しいばかりに、マスコミがフライング報道してしまいましたで済む話ではないと思います。

・もし故意に外部に漏らした人物がいたとすれば、警察内部の犯行も含め、どの様にして情報が漏れたのか、徹底的に調査しなければならないと思います。
また、そうでない場合は、警察の捜査情報の管理体制の杜撰さが露呈した事になります。

・実は、主要なテレビや新聞で報道される内容は、検閲統制されているというのは、ネットの中では半ば常識です。
原発事故や放射能汚染問題などを見ても明らかですが、政府や利害関係者に都合の悪い情報が流れないのはそういう“事情”があるからなので、警察が事前にテレビの報道内容を知らなかったというのは、非常に考えにくい事です。

・こんな重大な事態になっているのに、連絡が途絶えた後も、他の“いろいろな事”をやっている余裕が佐藤弁護士にあった事が不思議。

「大丈夫だから出てこい」とずっと言っていたとの事ですが、10時半に電話をした後、翌日の朝までずっと連絡が取れなかったはずなのに、“ずっと言っていた”とはいつの事なのでしょうか。

“間一髪”片山氏の自殺を思いとどまらせたのは、片山氏に最後まで寄り添った佐藤弁護士の必死の説得が功を奏したとの事ですが、電話を切る際に、「明日があるかどうかわからない」という事を言っていたにもかかわらず、そのまま警察に連絡することもなく、就寝してしまうのはどう考えても不自然に思えます。
どのあたりが、懸命の説得によって間一髪自殺を思いとどまらせた、という理由にあたるのでしょうか。

被疑者が自殺してしまう事は大失態、と検察官自らが言っているくらいなのですから、普通は自殺を考えている事がわかった段階で、警察に連絡をし、自殺する危険があるからすぐに保護して欲しいと要請するはずではないかと思います。

・その時の佐藤弁護士の対応に関して、検察官の反応も異常だと思います。
「佐藤弁護士の対応に感謝している」ってどういう事なのでしょう。
普通の庶民の感覚では、容疑者に自殺の意志がある事がわかった段階でなぜ連絡しなかったのか、と弁護士側に厳重注意をすると思うのですが、逆にお礼を言っている事に、私は非常に違和感を感じます。

・その上、佐藤弁護士は自分の様な弁護士が側にいたから自殺を防げたと仰っていますが、現に一度、ベルトで首を吊って自殺を試みていたという事で、その実物のベルトも見せて貰っているのですから、もしベルトが切れなかったなら、片山氏は自殺を遂げていた事になります。
たまたまベルトが切れたから、自殺に至らなかっただけの事です。
その場合は結局、弁護士と検察の“大失態”になっていたはずですから、どうしてお互いに素晴らしいなどと称え合う事ができるのか、私には理解できませんでした。
※後日の会見で、「自殺しようとしたのは嘘だった」という情報もあったようですが、それはそれで新たな矛盾点が浮かび上がって来ます。

・因みに、朝の3時に起きて新聞を全部チェックされたそうですが、そんなに早く新聞って見られるのでしょうか?

・また検察側は、NHKや日本テレビの報道を見て、片山氏と佐藤弁護士の電話から、場所を特定しようとしたけれど、通話時間が短く、特定できなかったと話しているそうですが、一説によると、今の携帯電話は、電源を切っても盗聴が出来てしまうそうですし、GPS機能も働くそうですから、通話時間が短かったから場所が特定できなかった、という検察の主張は、そのまま信用できません。

私も集団ストーカーで常に監視されているのでわかりますが、私がどこにいるのか警察はおろか、ストーカー要員もみんなわかっています。
先日の記事にも書きましたが、仮に監視衛星によってターゲットの映像を見られる技術があるとしたら、携帯の通話から容疑者の居場所を特定するなどという、時代遅れの技術などに頼っている事事態が嘘っぽく感じてしまいます。
今の時代、特定の個人の居場所どころか、今何をしているのかもすべて把握できる技術があるはずです。
携帯やキャッシュカードが盗聴器になったり、壁越しに盗撮も出来る技術も開発され特許も申請されているという情報もあります。
集団ストーカーのように、一般人に対してもそうした最先端の技術が使われているのですから、ましてや前科のある保釈中の容疑者に対して使わないはずがないと思います。
逆に、本当に見失ってしまった、場所が特定できなかったとしたら、警察の無能さが露呈しただけだと思います。
この動画を見て、警察の対応を素晴らしいと絶賛する佐藤弁護士に対しても、違和感が募る一方でした。

(6/27追記)
携帯電話のGPS追跡機能を使えば、例え通話中でなくてもある程度、場所は特定できるはずですよね。
電源を落としている場合は分りませんが、片山氏は自分が備考されていると思っていなかった様ですから、わざわざ電源を落とすでしょうか?
やはり警察(と佐藤弁護士)の説明は、不自然で不可解だと思います。
この辺りの事はあまり詳しくないのですが、疑問に思う方はぜひ調べてみて下さい。
(追記終わり)

また、片山氏は、敏腕な佐藤弁護士の厳しい“テスト”に全てクリアしてしまう程、頭が良く、策略家で、嘘も平気でつける人物なのに、なぜか河川敷にスマホを埋めた時は、指紋やDNAの付着に関しては、社会的な事には無頓着でドジな一面が出てしまった、という分析も、矛盾している様に思います。
自分の弁護士まで完璧に騙せる程の人間であれば、そのあたりも当然警戒するのではないでしょうか。
その程度の先見能力や駆け引きの才能がなければ、これだけの大物弁護士さんの疑惑の目を欺いて、完璧に信用させてしまう事なんてできないと思います。

・佐藤弁護士曰く、平気で嘘をつける“悪魔”であり、サイコパスである片山氏が、「合わせる顔がありません」などと語り、反省の色を見せるのも不自然。(これも演技かも知れないという疑いは持たれているようですが)

・翌日、新宿で会う事になった時に、後に警察に正直に話そうと諭すくらいなら、「警察の尾行を警戒していた」のはなぜ?

マスコミによって、片山氏が佐藤弁護士の事務所にいる事が知れてしまってから、佐藤弁護士が警視庁に連絡をした?というのも何だか変だと思います。
そもそも事務所に戻る所を新聞記者が目撃している様ですが、片山氏が犯人である疑いが濃厚になったのですから、その場で警察に通報しないと駄目じゃないですか?

佐藤弁護士からの連絡で、保釈取り消しを早めるように催促された挙げ句、普通ならこれだけ騒がれている事件であるにも関わらず、犯人が自殺したり逃亡するかもしれないのに、弁護士に連れてこれるか?と聞く警察側の対応も大いに疑問に思います。

「やった事はいいんだよ」と言って、咎める様な目線はまったくなく検察官というのは素晴らしいと思った。
「片山祐輔が生きて戻ってきた事を弁護人から連絡してもらい、さらに、全部自白までしてもらって、大変ありがとうございました。」
よくぞ、彼が工作したものを見つけてくれた。
(警察が河川敷で掘り起こしたスマホ)
そういう弁護人が横にいたから、彼が出てきたし全部の事を言った。そこで叱り飛ばされたりしたら、もしかしたら死んでしまったかも知れない。

結局この事件て、警察や弁護士の対応を、褒め称え合う為のシナリオだったのでは、なんてうがった見方もしたくなります。
先述した様に、一度ベルトで首を吊っていて、もしベルトが切れていなかったら、片山氏は自殺を遂げていたはずですから、一歩間違えばお互いに大失態になっていたかも知れないのに、です。

無実を信じ切っていた弁護側があっけなく裏切られ、最終的には、弁護側も検察側も、お互いの対応を褒め称え合う、ジャーナリストの面々も、素人の私が感じる様な疑問を一切抱かない、という展開に、私は大きな疑惑を感じざるを得ません。
残念ながら、今まで信頼していた神保さんや宮台さんに関しても、若干疑問符が付いてしまいました。

皆さんはどの様に感じられますか?

また、片山被告の心の中に、善と悪の両方が存在していたから、こうした犯罪を行ってしまった、という事を暗に強調されている様に思えて仕方がありませんでした。

しかし、よく考えて見れば、人間は誰しもそうした一面を心の中に内包しているものではないでしょうか?
下の動画で森達也氏が仰っていました。
100%の善人もいないし、100%の悪人もいない、と。

上祐史浩 「脱」洗脳

例えば、道ばたに100万円落ちていたとします。
それを拾って、何の迷いもなく交番に届ける事ができますか?
誰しも心のどこかに、誰も見ていないのだからこのまま貰ってしまえば?と言う悪魔の囁きが聞こえるのではないでしょうか。
でも、その悪魔の誘惑に負けず、自分の中の良心や善意に従って、正直に交番に届ける事が出来るのか、それを私たちは日々試されている様に思います。
だからこそ、人は人生を重ねるほどに、成長するのではないでしょうか?

そして、悪魔の誘惑に負け続けてしまった人、また、そこに喜びを見いだしてしまった人が、人間としての尊厳や自尊心さえも放棄した、真の悪人であり犯罪者になってしまうのではないでしょうか。

因みに、営業の方なら思い当たる節があると思いますが、ご自分の飲食した代金を接待交際費などとして経費に繰り入れる事などは、誰でも一度や二度はされた事があるのではないでしょうか?
それだって、いわば小さな悪の積み重ねです。
警察や公務員が、架空の領収証を発行して裏金作りを続けている事も同じです。

道路にはトヨタの車がこれだけたくさん走っているのに、トヨタは何年も法人税を払っていないそうです。
信じられますか?
そんな事で世の中は溢れかえっているのです。

こうした善と悪の同居というのは、ある意味当たり前の事なのに、さも特別で異常な性格の持ち主、二重人格者、精神分裂症の犯罪予備軍であるかの様に語られている節があり、それについても、何か違う様な気がしています。
あの仏陀でさえ、人間の抱える様々な煩悩から解脱する為に、厳しい修行をしたのですから、ましてや私たち凡人の心の中に少しでも悪の心があるというだけで、即犯罪と結びつけるのは、早計すぎる様に思います。

いずれにしても、この事件は、何か芝居がかっている様な印象さえ受けました。
片山氏の無実の確信に揺るぎはないとの信頼が見事に裏切られ、一転、全て自分がやったと容疑者が自供し、演技かも知れないが一応反省もしているので、今後の更正に向けて精神療法などの専門家によるサポートも約束され、そして、知能犯の片山氏に翻弄された弁護士と警察・検察側は、立場の違いを乗り越えてお互いの有能さを認め合い称え合う・・・、まるで何かの刑事ドラマを見ている様でした。
ただ、今回の事件に便乗して最後にメールを送信した“愉快犯”は徹底して調査を続ける、という未解明の部分を残しています。

ここからは完全に私の憶測と妄想であり、創作の物語です。
今回の事件というのは最初からシナリオが決まっていて、最後はこうしたハッピーエンド?みたいな展開になる様に初めから設定されていた。
ただし本当の狙いは、片山氏ではない別の人間でどうしても捕まえたい人間がいて、最後に登場した“愉快犯”という濡れ衣を着せて、逮捕しようとしているのでははないだろうか・・。
つまり、警察や司法の癒着や腐敗を追及している、彼らにとって都合の悪い人物の口を塞ぐ為に・・。
もし、私が脚本家だったら、最後にそんなストーリーも付け加えるかも知れません。

以上、数々の疑惑が私としては浮かんで来たのですが、はっきりお断りして起きたい事は、佐藤弁護士を誹謗中傷する意図は一切なく、ただ単純に、自分が疑問に思った点を指摘させて頂いたに過ぎません。

人の一生を左右する権力や権限を持った司法に携わる方達に、国民から疑惑の目が向けられるなんて、どう考えてもまともな社会ではないと思いますので、ぜひその様な疑惑を持たれない様、正義と良心に従って行動して頂きたいと、切に願っております。
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